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8段ATになったプジョー5008のディーゼルに乗る。


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右足の重い輩にオススメ。

2017年に発売以来、快走を続けるプジョーの新しいSUVがさらに進化。ディーゼルの変速機を多段化することで自慢の走りに磨きを掛けた。
文=新井一樹(本誌) 写真=小河原 認

 シトロエンC3とともに日本におけるPSAの好調な販売の原動力となっているのが、昨年プジョーに加わった新しいSUVの3008と5008。キリッと精悍な外観、上質になった内装とともに、VWがつまずいている間に導入したディーゼル人気が後押し。両モデルとも市場から大きな支持を得ている。今回、その3008&5008が一部改良。ディーゼルの変速機が6段ATから2段増えて8段ATへと変更された。
 どちらもアイシンAW製の6段ATと8段ATの変速比を比べると、ギア・レンジは低い方に23%拡大。1速が24%ほど低められるとともに、全体的にクロス化が図られている。なお、トップ・ギアのギア比は従来型とほぼ同一だ。
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 177ps/40.8kgmを発生する2.0リッター直4ディーゼル・ターボは狭い回転域で太いトルクを発生する特性なので、多段化のメリットは大きい。低速ギアが全般的に20%以上低められているので、発進からの加速に力強さが増すとともに、各ギアのステップ比が小さくなっているので一番美味しい回転域をつなぐ加速感がスムーズになっている。変速のショックもほぼ皆無なので、多段化による煩雑さも感じない。
 今回1.6リッター直4ターボのガソリンと乗り比べたが、ディーゼルで際立つのは力強さと速さ。逆にガソリンはスムーズな走り味がウリだ。ディーゼルは右足の重い輩にオススメ。ガソリンはミニバン代わりに家族満載でドライブという使い方が似合っている。ディーゼル、ガソリンともデキはよくハズレはないので、自分に合った使い方で選べばいいだろう。

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ATの進化もさることながら、デザイン、質感、使い勝手など、5008の高い商品力を再認識。3列目は、広さは最小限でシートも簡易版となるものの、ちょっとした移動にも十分堪える。走りも3列仕様特有の鈍重さは最小限に抑えられていて、山道でもけっこう楽しい。価格は従来の6段ATから4万円アップの473万円。ちなみにガソリン仕様は404万円。ただしトリム・レベルがディーゼルとは若干異なる。
 
 
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